チリメンウミウシ、かわいい～！と、デジカメ撮影。

が、没頭する前に、その背景をよく確認してから、がお勧めです。

なぜなら…

 

ウミウシが乗っかっている場所は、岩場ではなく、なんとオニダルマオコゼの口元！

背ビレに猛毒アリ、と恐れられる危険なお魚なので、不用意な接近は控えるべき。

でも、その存在を認識した上で、距離を保って観察や撮影をする分には、随分と笑える構図でした。だって、口元をもぞもぞと動き回るウミウシと、それをどうすることもできないオコゼ。付けボクロのような、絶妙の位置。

それにしても…周囲の岩場と勘違いしてウミウシがよじ登って来たってことは、オコゼの擬態は完璧！ってことなんでしょうね～。

と、まぁ、こんな楽しい水中時間を過ごしたのは、先週末17（土）のコト。北東の風強く、ウネリを伴う波高く、という台風影響下での、本島ベースでのダイビング。チョイスしたのは、中部・嘉手納町（かでなちょう）にある港からの出航で、その沖合海域。

 

バイオレットボクサーシュリンプとの出会いが叶いました。美しい！久々で嬉しい！

 

冒頭のチリメンウミウシに続き、こちらは、シラナミイロウミウシ。

 

「グリーンマーカー」では、一面に生い茂るソフトコーラルの眺めを満喫。

 

10月も後半となり、海の中もそろそろ季節が移行し始めましたね。コブシメの姿を見かける機会が増えてきました。

水温は現在27～26度。スーツはまだ5ミリで問題ないですが、船上ではウインドブレーカーやボートコートを重宝する日がありますヨ。