ツアー&イベント レポート「泊まりで。日帰りで。どこ行った?何した?」

サザンアイランダーでは、日々のダイビングご案内に加えて、年間を通じてさまざまな企画を催行しています。楽しかったその内容を、画像とコメントでお届けします。

第9回サンゴ植え付けダイブ

2015.10.24(土)

植え付けサンゴ

サザンアイランダーが加盟する、特定非営利活動法人「美ら海振興会」の取り組み一環である、サンゴの植え付けダイブ。

年1回の開催で、第9回。今年もチービシ海域に、たくさんのサンゴを植え付けてきましたよ~。

 

集合写真

加盟各ショップに申し込みをしてくださったダイバー皆さんと共に、いざ出発!

 

植え付け用サンゴ

針金に固定された植え付け用のサンゴを容器に移し、船上での作業を開始。

実は、海での植え付け現場に到着してからも、サンゴを準備したり、水中ボンドをこねたりと、実際のダイビングの前に行う作業は、意外と盛りだくさん。

揺れる船上。サンゴも手早く海中環境に移してあげたい。…ということで、皆で手分けしつつ、段取り良く進めます。

 

水中移動

そしてエントリー!

容器に入れたサンゴを慎重に運びながら、植え付け場所へと泳いで行きます。

 

ユースケが待機

神山島の南に位置する「三日月の根」。

先に潜ったスタッフたちが、すでに作業を開始しています。

 

準備作業

その横の砂地に着底したら、皆で最終準備を。

サンゴの土台となる針金の形を整え、岩場に接着しやすいように工夫をします。

サンゴ1株1株と対話をしているようで、おのずと愛着もわいてきますね…。

 

植え付け

土台に水中ボンドを付けて、丁寧に固定。

 

ボンドで固定

サンゴに触れないよう細心の注意をしながらも、指先にしっかりと力を入れて、ボンドを圧着。

無重力世界で、なおかつ水の動きに身体が揺られる状況でこの作業をやり遂げるのは、なかなか難しいっ!

実際に参加した人だけが実感する「簡単そうに見えて、実は結構あれこれ考えないと上手くできない作業」なんですよね~。

 

作業完了

皆で協力して、無事完了~!

指差している場所に、今回新たに加わったサンゴたちが居ます。

この後、左に写っている保護カゴをサンゴの上に固定。当日のすべての作業を終えました。

 

三日月の根

三日月の根でのその後のサンゴの様子については、月1回のモニタリングを実施してゆきます。

美ら海振興会では、その他水中でのレイシ貝駆除や清掃など、沖縄の海環境を守る活動を定期的に行っています。

サザンアイランダーも積極的に参加して、当HP内「海の保全活動」コーナーに随時レポート掲載を加えていますので、ぜひご覧になってくださいね。

 

演舞

さて、日中の植え付けダイブを終えて帰港をした後は、時間と場所を改めて、夜のダイバーズパーティーが催されました。

植え付けに参加をしたダイバーだけでなく、その他多くの皆さんが集まった会場は、沖縄の宴の席ならでは!の演舞「かぎやで風」からスタート。

沖縄に通い慣れている方でも、なかなか生のかぎやで風を見る機会はないので、皆の視線は釘付けに♪

 

作品

会場内では、サンゴをテーマとしたフォトコンテストも開催。

上の画像は、その一部分。サザンアイランダーからも複数のお客様が作品参加をしてくださいました。ありがとうございます!

 

作品発表

作品のタイトルや撮影者コメントなどを聞きつつ、1点1点、皆で興味深く鑑賞。

他人の視線で海の中を見るって、新鮮ですよね~。楽しい企画でした。

その他エイサーの演舞あり、料理と飲み物を囲んでの楽しい交流の時間など、沖縄と海をさまざまに体感した1日。

 

美しい海

毎年ご参加いただいている皆さんも、今回初でご参加いただいた方も、どうもありがとうございました。

今度は皆で、植え付けその後…のサンゴたちの様子を見に、潜りに行きましょうね~!

特定非営利活動法人 美ら海振興会

「かけがえのない美ら海(ちゅらうみ)を守りたい!」と、サザンアイランダーは特定非営利活動法人「美ら海振興会」に所属。水中・水辺の清掃、サンゴの保全、サンゴの植え付けなど、各種活動に取り組んでいます。

PADI DIVE RESORT

世界最大のスクーバダイビング教育機関・PADIのトレーニングを受けたインストラクターが運営するサザンアイランダーは、ダイビングやスノーケリングの講習、ツアー、体験プログラムを提供する、PADIの登録店(No.33109)です。