年間のさまざまな行事が、旧暦で行われる沖縄。

その行事の中でも特にヒートアップするひとつが、お盆特有の「エイサー」です。

ウチナーンチュ皆の思いがた～っくさん詰まった、熱い演舞。

地域各所でその演舞を行う「道ジュネー」は、住宅街の路地や道路など屋外で行われるので、時間帯と場所さえ合えば、該当地域在住でなくても見に行くことができます。

サザンアイランダーでは、日中のダイビングを終えてから皆で一緒にエイサー観覧に行く企画を毎年行っており、ご参加いただいた皆様からご好評を頂いています。

ということで、2015年夏も行ってきました！エイサーの夕べ！

今回は、8/26（水）が「ウンケー」で旧盆入りにあたり、翌日「ナカヌヒー」を経て、8/28（金）が「ウークイ」。この旧盆最終日に出掛けましたヨ。

 

エイサーの開始自体が夜遅い時間帯からなので、まずは道ジュネーがやって来るであろう場所の近くの居酒屋さんで、時間調整を。

そして、一行の音や声が近付いて来ると、それ～っ！と沿道に。

飲みかけのビールは、店のネーネーにお願いして、ちょっとの間テイクアウト（？）させてもらいました。もちろん、後でジョッキは返却しましたヨ。

 

今回は、那覇市の真和志（まわし）地区で活動する青年会を見学です。

 

大きな太鼓の太い音！

集団演舞のエネルギーが、振動として、身体全体に伝わってきます。

 

沿道からの熱い視線！

目の前で披露される演舞に呼応して、夢中で手拍子する子供やお年寄りも多いです。

 

時刻はすでに0時越え。真夜中です！

でも、音も踊りも、さらに激しさを増してゆく！

 

最終演舞の場所に着いたのは、夜中1時過ぎ。

4車線ある県道の一部を占拠しての演舞が始まります。

旧盆3日間の毎晩、地域内各所を道ジュネーしてきた青年会メンバーの気迫は最高潮に。

対して、沿道を埋める観衆の数も増える一方。

 

大音量での演舞と拍手はいったいいつまで続くのか…といった感もある中で、2015年の旧盆も無事締めくくりとなりました。

ご先祖の皆様も大満足であの世に帰って行かれたことでしょう～。