海・空・島日誌「潜る。遊ぶ。サザンアイランダー的沖縄の日々をお届けします」

どんなダイビングした?今日の天気は?季節ならではの風景は? 日誌を通じて、島の魅力を皆様と共有してゆきます。

チービシでオニヒトデとレイシ貝駆除

2015/03/25

気温19℃ 水温22.5~21.5℃ 透明度20~15m

オニヒトデ

サンゴの根元に張り付いているオニヒトデ。

食害を及ぼす、厄介な存在です。

今日は、こんなサンゴの天敵たちを駆除する保全活動に、参加をしてきました。

上の画像は、今日3ダイブ目に入った、ナガンヌ島「立標」付近にて。

 

ダイバー

集まった10名弱のメンバーで、朝からチービシ海域へ。

いずれも浅い場所での活動だったので、ほんのわずかな休憩を挟んでの、連続3ダイブ。

皆、帰港後にもさまざまな業務を抱えており、その合間を縫っての活動ということで、時間の効率が優先されます。

 

レイシ貝

レイシ貝は、大小いろんなサイズを回収。

このように、サンゴの表面に取り付いているものは、見つけやすいですよね。

ちなみに、この画像の中に何個写っているか、分かりますか???

 

白化サンゴ

ここでは、米粒サイズ前後のレイシ貝を大量回収です。

すべて、サンゴの隙間奥に潜んでいました。

それを1個ずつピンセットで挟んでつまみ出す作業は、何かの罰ゲームのよう。

やり続けるうちに、目の焦点が…握力が…なんて感じ始めるし、浅場なので時折来る大きな水の動きに身体のバランスを持っていかれそうになったり、ドライスーツ特有の浮力の問題もあったりで…。

 

潜むオニヒトデ

大胆な状態でいるオニヒトデをまた発見。

今日、私Crewタケが駆除したオニヒトデは、2個体どちらも25センチ程度の大きさでした。

もっと巨大なものを駆除したというメンバーもいたので、広い海の中には、探せばまだまだサンゴとダイバーの天敵が潜んでいるのかもしれません。

今後も、地道な活動を続けていかなくては。

 

帰港

気温19度と、久々に20度未満に留まった今日。加えて曇天。ってことで、海の上は、ちょっと肌寒かったです。

ま、お客様ご案内のダイビングではないので、構わないのですが…。

ただし、明日からは当分、ファンダイビングのご予約が続きます。天気&海況の回復を切に願いますっ!!!

「今日の沖縄 何着てる?」サザンアイランダー的アドバイス

【海】ドライスーツ。または、5ミリウェットスーツ+フードベスト。船上ではボートコートを
【陸上】長袖+羽織るものを

特定非営利活動法人 美ら海振興会

「かけがえのない美ら海(ちゅらうみ)を守りたい!」と、サザンアイランダーは特定非営利活動法人「美ら海振興会」に所属。水中・水辺の清掃、サンゴの保全、サンゴの植え付けなど、各種活動に取り組んでいます。

PADI DIVE RESORT

世界最大のスクーバダイビング教育機関・PADIのトレーニングを受けたインストラクターが運営するサザンアイランダーは、ダイビングやスノーケリングの講習、ツアー、体験プログラムを提供する、PADIの登録店(No.33109)です。